2004年3月アーカイブ

TOKYO METRO

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明日から東京の帝都高速度交通営団は民営化し「東京地下鉄株式会社」となり、営団地下鉄の名称も東京メトロへ変わります。という訳でこのロゴマークも今日でお別れです。

営団は1941年に当時東京にあった東京地下鉄道株式会社と東京高速鉄道が合わさり創られたとの事で、営団自体は戦争遂行のための統制管理目的の組織であり、経営財団の略。また当時は食糧営団、住宅営団などが設立されたとの事。知りませんでした。

営団のロゴはSを象ったものでしたが、東京メトロのロゴはM。ハートを模したM(「ハートM」)で表現しているとの事です。ちょっとレトロフューチャーっぽいデザインですね。アールヌーボー調とも言えるかな。コーポレイトカラーもブライトブルーに変更です。

[東京メトロ]

isetta

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イセッタが好きです。
免許は持っていてもペーパードライバーの僕ですが、車を見るのは好きです。次世代的なフォルムやスーパーカー(古い)よりもこの時代の小さな車のデザインに惹かれます。メッサーシュミットとかスバル360とか。

プロダクトデザインには明るくありませんが、この頃のデザインは今流行りのミッドセンチュリー家具とも繋がる部分ありますね。時代が同じなので当たり前なのかも知れませんが。

プロダクトデザインには実用性とデザイン性の両方を求められるわけですが、そもそもデザインとは何ぞや?と考えたときに出てくる一つの疑問。目的無きデザインはデザインなのでしょうか?それならアートで良いのでは?だとしたら、使いにくいプロダクトデザインは本末転倒である訳で。でも良いデザインに囲まれた生活にはきっと過ごしやすさを我慢する事も要求されそうですし。

一方では良いデザインと暮らす為の我慢はそれ自体楽しいと思う部分もあったりします。
とりとめも無い話ですが。

d

The Palm House

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LONDON郊外南西部にある王立植物園(Royal Botanic Gardens, Kew)、
キュー・ガーデンが昨年世界遺産に認定されました。
121ヘクタールの敷地に地球上で花を咲かせる植物の1/10以上である
25万種もの植物が集められているとの事でLONDON観光の有名なポイント
でもあります。

このキュー・ガーデンのアイコン的建造物がデシマス・バートンと
リチャード・ターナーによって建てられた
パーム・ハウスと呼ばれるガラス張りの温室。
1845年建造ですから約150年前の建造物です。
ロンドンで開催された世界最初の万国博覧会の会場として建てられた
クリスタル・パレス(水晶宮)はデザイン史にもよく登場しますが
現存するパーム・ハウスはそれよりも6年前に建てられた事になります。

冬でも中は高温多湿な環境が維持されており、名前の通り
大きな椰子の木が何本も植えられています。
2002年は100万人を超す人々がキュー・ガーデンを訪れたとの事で
イギリスの良き田園風景と同様、イングリッシュ・ガーデンを
堪能されたい方にはタマラナイ場所だと思います。

以前行った時は丁度クリスマスのシーズンで園内に置かれた動物の
モニュメントにはリースの首飾りがつけられ、園の入り口も
綺麗に飾り付けられていました。

cherry blossom

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ようやく東京でも桜の開花が始まり、
今日は天気も良く外を歩くのが気持ち良い一日でした。

日本人にとって桜は思い入れのある花木だと思います。
新しい生活の始まりや卒業の季節の思い出にはいつも桜が
咲いています。
桜は儚く感じられ、一方夜桜のように艶やかにも感じられる。
散るさまは刹那のイメージと派手さが同居します。

辞書で桜を調べてみると、
桜雲:桜の花がたくさん咲いて雲のようにみえること。花の雲。
桜唇:美女の小さく美しい唇を桜にたとえた語。
桜魚:桜の咲く頃にとれる小さいアユ。
桜狩:桜花を訪ね求めて楽しむこと。
桜人:桜の花を見る人。花見をして歩く人。
などとありました。

桜人なんて素敵な言葉。

一方で食べ物に関わる桜言葉も多数ありました。
本能に寄る欲望に旺盛なのも日本人の特徴ですね。

imode in Belgium

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ベルギーでimodeショップを見かけました。
日本とは異なりdocomoショップではないので
docomoの文字は見つけられませんでした。

写真には写っていないけどベルギー(多分ヨーロッパ)の
imodeの広告は一昔前に原宿闊歩していた女の子(シノラーと
呼ばれていた方々)やハリウッド映画に出てくる日本人のサラリーマン
がimode端末を手に笑っているというもの。
「ジス・イズ・ザ・ジャパン」が前面に出ておりました。

いいのか?これで?と思っていましたが現状は
皆さんご存知の通りです。

The Unilever Series

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Tate Modern関連でもう一つ。

僕が訪れた時期にちょうどAnish Kapoorのエキシビジョンをやっていました。当時は日本でも雑誌の表紙になったりもしたので覚えている方もいると思います。

Anish Kapoorは91年にターナー賞を受賞した彫刻家でThe Unilever SeriesはTate Modernの大きな吹き抜け(ここは元火力発電所でそのタービンホール一杯に作品が展示されていました。高さ35m幅23m長さ150mで30トン以上の大きさを誇るこの作品は世界最大級という話でした。

噂には聞いていたのですが、やはり実際に見た時のインパクトは凄かったです、「圧巻」という感じで。作品として云々以前にもう唯「そこにある」事が強すぎて思索する事すら拒否された感じでした。

手元に写真が残っていたので今更ですがご紹介。



Lobster Telephone

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お気に入りの一枚。

ダリの作品の中でもかなり有名なオブジェ。
個人的には初めてダリに触れた時に受けた絵画のインパクトよりも
これを見た時の衝撃が忘れられません。

ダリの作品についての諸説云々は評論家の方々にお任せするとして、
初めは画集で知ったこのオブジェ、まずキタのが名前。
日本名『えび電話』って。でも英語作品名も『Lobster Telephone』、まんまだ。

デザイン的にも印象深くていつか本物を見たいと思いつづけていましたが
一昨年LONDON Tate Gallaryに行った際に見ることができました。
想いかなって暫し感動した後に思いっきり笑いました。
だって、ほんとにそのまんまなんですもの。

でもそういう事で良いんだと考えます。
作品意図とか作者の思いとかが全てストレートに伝わる訳ではないし、
アートもデザインもコミュニケーションであって、
送り手と受け手のポイントがずれれば別の解釈が生まれる訳で。
僕には単純に面白くて好きだ。という気持ちになったんです。

宗教美術

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美術の歴史は宗教から始まったと言い切る事は決して
大きな相違にはならないと思う。
一方で政教分離が起こったのは歴史的には近年で、
未だに政教一致の国政を取る国も数多く存在する。
神様をその無形の存在を強く認識させるために、
それによる民衆意識の統一を図るためにはその偉大さや
圧倒的な存在感を強める演出が必要だった訳で、
本殿に辿り着くまでの長い参道や逆光を取るための
神殿の建て方なんかもそれを実証する物である。

キリスト教会のステンドグラスはそれこそ日の光を
芸術まで昇華させた一つの形なのだ。

などと旅先で教会を訪れる度にふと思う訳です。
僕が普段行っているデザインという領域も源流はここにあるのだなと。

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