前にもここに書いた様にエッセイやノンフィクション物が著者の思考が分かって面白いと思っています。その点での逸品は宮崎駿氏の「風の帰る場所-ナウシカから千尋までの軌跡」です。
ロッキング・オンが約10年に渡って行った氏へのインタビューを単行本として纏めたもので映画を作りながら氏が考えていた事がリアルタイムに記載されていてその心境の変化と一貫した思想との兼ね合いがとても面白いです。映画でのみ語られた思想を本人の言葉を介して知ることはある意味では作品の本質を見る事とは違う触り方だと感じますし、逆に言えば受け手が自分の都合で解釈して「素敵」とか感じていた事は否定されるかもしれません。
好きも嫌いも含めて氏の映画は日本のアニメ史には数々の功績を残していますし、その後の世界への影響も多大なものを持たれていますので、そういった意味でも作家とは?と考える上ではとても貴重な本だとも思います。いわゆる自己回帰録では無い分リアルです。
アマゾン等のレビューではインタビュアーが良くないと言った声が結構あがっているようですが、個人的には其処は外して読んでも十分と思いますし、長い年月を掛けてこのインタビューを継続的に行い、発行に至った経緯については編集側への評価は消して低いとは思いません。
何にしても宮崎映画(特に初期)は何度も見る機会があり、その度に違った感じ方をしている自分がいるのでベースのスタンスとして「あり」だと思います。
「風の帰る場所-ナウシカから千尋までの軌跡」
ロッキング・オンが約10年に渡って行った氏へのインタビューを単行本として纏めたもので映画を作りながら氏が考えていた事がリアルタイムに記載されていてその心境の変化と一貫した思想との兼ね合いがとても面白いです。映画でのみ語られた思想を本人の言葉を介して知ることはある意味では作品の本質を見る事とは違う触り方だと感じますし、逆に言えば受け手が自分の都合で解釈して「素敵」とか感じていた事は否定されるかもしれません。
好きも嫌いも含めて氏の映画は日本のアニメ史には数々の功績を残していますし、その後の世界への影響も多大なものを持たれていますので、そういった意味でも作家とは?と考える上ではとても貴重な本だとも思います。いわゆる自己回帰録では無い分リアルです。
アマゾン等のレビューではインタビュアーが良くないと言った声が結構あがっているようですが、個人的には其処は外して読んでも十分と思いますし、長い年月を掛けてこのインタビューを継続的に行い、発行に至った経緯については編集側への評価は消して低いとは思いません。
何にしても宮崎映画(特に初期)は何度も見る機会があり、その度に違った感じ方をしている自分がいるのでベースのスタンスとして「あり」だと思います。
「風の帰る場所-ナウシカから千尋までの軌跡」
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