ユニバーサル・デザイン

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公共の場におけるデザインは利用者からすれば選択するものではなく、与えられるもの。既に誰かが良いと決めたデザインに接していると言えます。国の施設に始まり、電車やバスといった交通機関とそれに付随するもの、公園等もそうです。普段何気なく利用し、接しているものだからこそ万人に向けたデザインが必要とされます。昨今「ユニバーサル・デザイン」が商品価値の一つに挙げられる事が増えてきましたが、日本の場合はどうやら「バリアフリー」の概念の延長にあるように見えます。

ユニバーサル・デザインの7原則
原則1:誰にでも公平に利用できること(公平性)
原則2:使う上で自由度が高いこと(自由度)
原則3:使い方が簡単ですぐわかること(単純性)
原則4:必要な情報がすぐに理解できること(わかりやすさ)
原則5:うっかりミスや危険につながらないデザインであること(安全性)
原則6:無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること(省体力)
原則7:アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること(スペースの確保)

ユニバーサル・デザインは上記の7原則による提唱をされています。ここで挙げられている事は特定の誰かに対して向けたものでは無く、あくまでも万人がより良く接触できる状況を目指したデザインを行うべきだという事でしかありません。解釈に対して本質を見るべきだと思っただけでデザイン活動自体を批判しているつもりはありませんが、「ユニバーサル・デザイン」と「バリアフリー」を同一線上にみて、さもありなんと唱うのは間違ったイメージを植え付けるだけです。
バリアフリーという言葉の持つイメージが高齢者用、障害者用から切り離しにくい状況がある事からユニバーサル・デザインへ移行しつつあると述べている文章を読みましたが、その考えこそが本末転倒なように思えます。。。

さて、写真はドイツのDeutsche Bahn(DB)「ドイッチェ・バーン」の駅に設置されたゴミ箱です。かなり以前の写真なので、今は既に無いかもしれません。
ドイツは早い時期からゴミのリサイクルに取り組み、分別回収を進めてきています。駅の大きさ(幅)と比べるとかなり大きめのゴミ箱ですが、四分割されていてそれぞれに分別すべきゴミの表示を写真(イラスト)でも理解できるように示してあります。
ヨーロッパは隣国間の人の往来が多い(米国は多民族国家)ので文字以外の情報を示す事がデザインに多く取り込まれています。日本でも近年は英語以外にも韓国語、中国語などで情報表示するようになってきました。

唯、僕はこの時、ベルリン発ミュンヘン行きの列車に乗ったつもりが、ミュンヘン発ベルリン行きでエラい目に会いましたが。駅の時刻表が上下逆だったんです。。。。。



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